トップ > さん太アンケート一覧 > 第20回アンケート結果 テーマ「夏休み」プール・海水浴トップ 年代で異なるイメージ
2015年7月5日掲載
山陽新聞社
 「プール・海水浴」「ラジオ体操」「宿題」がトップ3―。山陽新聞社が「夏休み」をテーマにインターネット上で行った「さん太アンケート」で、小学生の夏休みといえば何かを尋ねたところ、こんな結果が出た。男女とも同じ傾向だが、年代別にみると、順位に変動があり、夏休みのイメージが微妙に異なるようだ。

 「プール・海水浴」(24.3%)「ラジオ体操」(20.2%)「宿題」(17.3%)で6割を超え、男女別の集計でも順位は変わらなかった。ところが「ラジオ体操」は年代別でみると、20代の回答者はゼロで、30代も4位に後退する一方、60代では29.2%を占めて1位となっている。

 現行のラジオ体操の放送が始まったのは第1が1951年、第2が52年。夏休みに全国を巡るラジオ体操会は53年にスタートしており、ラジオ体操の黎れい明めい期ともいえる時期に子どもだった60代の人たちの心に深く刻まれているのかも。近年ではラジオ体操の世話を負担に感じる保護者もいることなどから、地域によっては夏休みの実施日数が減っており、若い世代では「花火」(20代の1位、30代の2位)や「夏祭り」(20代の3位)が上位に入った。

 夏休みは子どもが自宅にいる時間が長くなり、保護者にとっては普段とは異なる悩みも。子育て中の保護者や経験者に尋ねると、最も困る(困った)ことは「昼食の準備」が21.4%で最多。「宿題の手助け」が16.4%、「子どもを残して仕事に行くのが不安」と「遊びに連れて行けない」がともに15.1%で続いた。男女別では女性の1位は「昼食の準備」だが、男性は「遊びに連れて行けない」が最多で、「昼食の準備」は1割に満たない6位。

 夏休みをどう過ごしたいかとの質問では、「国内旅行」(27.9%)と「自宅でゆっくり」(24.6%)の2項目が20%を上回り、旅行派と休息派に分かれた形となった。もっとも、20代で「自宅でゆっくり」はゼロで、トップは「プール・海水浴」。「国内旅行」「花火大会」が続き、30代でも同じ傾向がみられた。一方、70代では3位に「山登り」がランクイン。中高年の登山ブームの一端がうかがえる。

 「国内旅行」と答えた人に行き先を質問すると、最も多いのは北海道で20.5%。近畿(15.9%)中国(13.0%)九州(10.5%)までが10%を上回った。海水浴やダイビングのイメージがある沖縄は6.7%で7位だった。

 今年行きたい県内の夏祭り・花火大会については、岡山市中心部で開かれる「おかやま桃太郎まつり・うらじゃおどり」が37.1%で1位。全ての世代で人気が高い。

 最も印象深い夏休みのエピソードを自由に記述してもらうと、旅行や海水浴、キャンプを挙げた人が多い。宿題にまつわる思い出話も数多く、「8月下旬になると宿題を仕上げるのが大変だった。今でも夢に見る」(40代女性)と答えた人もいた。

 さん太アンケートは「地域の今」をこれまで以上に紙面に反映するため、山陽新聞読者を中心とした会員組織「さん太クラブ」の入会者を対象に2013年7月にスタート。20回目の今回は6月23~29日に行い、計857人から回答を得た。

※各設問の割合は四捨五入値。問2、4、14は記述のため省略。

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