トップ > さん太アンケート一覧 > 第28回アンケート結果 テーマ「子どもの頃」「習っておけば」1位外国語 「硬筆、習字」「音楽」も上位
2016年5月22日掲載
山陽新聞社
 習っておけばよかったのは外国語―。山陽新聞社が「子どもの頃」をテーマに、インターネット上で行った「さん太アンケート」でこんな結果が出た。大人になって、語学の大切さを痛感する人は多いようだ。

 995人が回答。年代別内訳は20代以下2.0%、30代8.9%、40代19.9%、50代28.4%、60代29.2%、70代10.2%、80代以上1.3%。

 仕事に必要なのか、海外旅行のためか。やっておけばよかった習い事で「英会話など外国語」を挙げたのは35.5%。男女別、年代別でも最多だった。2位は「硬筆、習字」で20.6%。もっときれいな字が書けたら、との思いを抱いている人は少なくないようだ。3位は「音楽」で12.9%だった。

 では、子どもの頃にやっていてよかった習い事は。1位は「そろばん」で23.4%。少々の計算なら頭の中で玉をはじいてスイスイ、という経験からか。「硬筆、習字」も23.0%で、そろばんに劣らず高い数字だった。
 一方、「英会話など外国語」は3.1%にとどまった。「やっておけば…」では最も支持を集めたが、回答数の9割近い40代以上にとって子どもの頃、英会話教室が今ほど一般的でなく、習った人自体が少なかったことも理由の一つか。

 続いては、憧れていた職業。男性は「プロ野球選手」「パイロット」「警察官」「電車・バス・車の運転士」、女性は「キャビンアテンダント」「保育士」「看護師」「花屋さん」「ケーキ屋さん」が多かった。「学校の先生」「医師」は男女ともに人気だった。
 第一生命保険が今年1月に発表した「大人になったらなりたいもの」アンケート(全国の幼児や小学生ら1100人の回答を集計)では、男子が1位から「サッカー選手」「野球選手」「警察官・刑事」「電車・バス・車の運転士」、女子は「食べ物屋さん」「保育園・幼稚園の先生」「看護師さん」「お医者さん」。傾向はそれほど変わっていない。

 再びさん太アンケート。主に取り組んだスポーツでは、男性は「野球」(25.1%)が2位の「卓球」(6.2%)や3位の「ソフトテニス」(5.9%)に大きく差を付けた。女性のトップ3は「バレーボール」(9.1%)「ソフトテニス」(8.3%)「水泳」(8.1%)で分散傾向だった。

 自分が子どもの頃と、今の子どもが過ごす環境の違いも聞いた。
 自分が子どもだった頃の方が恵まれていることは「自然環境」が41.4%で最も多かった。2位は「地域とのつながり」(19.1%)、3位は「子ども同士の関係」(18.5%)。今の子どもたちの方が恵まれていることは「情報環境」が37.4%でトップ。「学習や進学環境」(22.4%)「スポーツや文化環境」(16.2%)が続いた。

 「子どもの頃の自分に伝えたい一言」を自由に書いてもらった。多かったのは「もっと勉強しろ」。親に言われて疎ましく思ったであろう言葉だ。「夢をあきらめるな」「今を楽しんで」「頑張れば道は開けるよ」といったエールもたくさん。
 「よくお母さんのお手伝いしたね」(60代女性)、「経済的にも恵まれていないのによく頑張った子だ」(80代男性)などねぎらいの言葉も。「ありがとう」も散見された。
 印象的だったのは、うれしい未来を告げたいという40代女性の一言。「将来、あなたが一番好きな人と結婚できる運命なんだよ」。

 さん太アンケートは「地域の今」をこれまで以上に紙面に反映するため、山陽新聞読者を中心とした会員組織「さん太クラブ」の入会者を対象に2013年7月にスタート。28回目の今回は5月10~15日に回答を受け付けた。

※各設問の割合は四捨五入値。問1、6、10は記述のため省略。

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