サッカーJ2の開幕（26日）を前に、山陽新聞社が「ファジアーノ岡山」をテーマにインターネット上で行った「さん太アンケート」。J1昇格を期待する熱い応援メッセージがたくさん寄せられた。ホーム戦の平均入場者が昨季は1万人を突破。スタジアム観戦の魅力を問うと、約3割が「応援席の一体感」と答えた。
21チームと計42試合を行うJ2。楽しみな対戦を尋ねると、1位はJリーグ発足時に加盟した10クラブの一つ「名古屋」（30.7％）。日本代表経験のある選手が相次ぎ退団したものの、広島でエースとして活躍した佐藤寿人選手が加入。昨季までファジアーノで4季連続チーム得点王になった押谷祐樹選手も移った。26日にアウェーで、11月5日にホームで戦う。
2位は現役最年長の三浦知良選手がいる「横浜FC」（23.8％）、3位は瀬戸大橋ダービーの相手「讃岐」（10.4％）。
ファジアーノの試合をスタジアムで観戦したことがあるかを聞いたところ「はい」は36.5％。スタジアム観戦の魅力を選択肢から選んでもらうと、トップは「応援席の一体感」（29.1％）。「試合中の選手の動きがよく分かる」（24.1％）「間近でプロの技が見られる」（20.3％）が続いた。
昨季、J1昇格へのプレーオフに初めて進出し「あと1勝」まで迫ったファジアーノ。今季最も注目する選手を聞くと、さまざまな名前が挙がった。
何度も得点シーンを見たいのが、J1のG大阪から完全移籍となったFW赤嶺真吾選手。「今年こそゴール量産して」「得点のサポートとなる動きで貢献度が高いが、自身のシュートにも期待したい」（ともに40代女性）との声が。早くけがが治ってほしい。7季ぶりにファジアーノに帰ってきたMF喜山康平選手には「ファジアーノがJリーグに入ってない頃とても頑張ってくれたので、その後の成長がみたい」（50代女性）。
リオデジャネイロ五輪日本代表GKだった櫛引政敏選手はJ1清水から期限付きで加入。「日本代表を目指して」（40代男性）「まさか岡山に来てくれるとは」（60代女性）。FW豊川雄太選手には「昨年よりも点を決めてくれそう」（30代女性）「相手の裏を取る飛び出しのタイミングがいい」（50代男性）との意見があった。
応援メッセージを募ったところ、「J1へ」が続々。「全ホーム＋アウェー5戦参戦予定」（60代女性）「応援するのは生活の一部」（50代女性）という熱烈サポーターも。「今年も平均1万人突破します」（40代男性）「サポーターはボールを1ミリも動かすことはできませんが（中略）自分なりの応援で少しでも選手の力になれたら」（50代女性）といった言葉もあった。
思いは一つ。夢を現実へ。頑張れファジアーノ!!
さん太アンケートは「地域の今」をこれまで以上に紙面に反映するため、山陽新聞読者を中心とした会員組織「さん太クラブ」の入会者を対象に2013年7月にスタート。32回目の今回は2月7～12日に行い、計433人から回答を得た。
※各設問の割合は四捨五入値。問3、4、6は記述のため省略。
