乾燥・保存技術の向上により、色鮮やかに仕上がった押し花
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押し花の上からフィルムを貼り、デザインを固定させる様子
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プチイベント第1弾は、5月14日、山陽新聞社(岡山市北区柳町)で18名が参加し、従来のイメージとは異なる色鮮やかな押し花を使用したステイショナリー作り体験を行い、春の彩りを閉じ込めた美しい作品に仕上げました。
従来の押し花は、乾燥に時間がかかることで色落ちし、少しくすんだ印象でしたが、近年、乾燥技術や保存技術が進歩したことにより目を見張るほど美しく仕上がります。今回はその押し花を使用し、“世界に1つだけの”ボールペン、シャーペン、定規作りに挑戦しました。
定規作りは、透明かデザイン入りトレーシングペーパーからベースを選び、その上に好みの花をイメージに合わせて並べ、ふたを閉めると完成です。シンプルな中にも、いくつかの注意点があり、押し花の上手なつかみ方や、静電気がおきないようトレーシングペーパーを当ててふたを閉めることなど、講師に指導を受けながら作業にあたります。参加者たちは、花の色や大きさ、配置に細やかな注意を払い、思い思いのイメージで作り上げていました。
その後、ボールペンとシャーペン作りは、定規と花を統一する人や、花の種類やカラーで分ける人などデザインは千差万別。同じものを作っても、人によって全く違う、それぞれ美しく個性的な作品に整えました。
体験後は、恒例のティータイム。今回は、敷島堂「ふわりーぬ」「夢二浪漫 チーズブッセ」と季節の紅茶を楽しみ、充実した2時間となりました。