林原美術館(岡山市北区丸の内)で開かれている特別展「洛中洛外図屏風に描かれた世界」を鑑賞する「さん太クラブアートサロン」が3月30日、開かれました。
アートサロンでは同展を担当した同美術館学芸員の浅利尚民氏が国宝の上杉本や重要文化財の舟木本、池田本といった洛中洛外図屏風や国宝の上杉家文書などを前に解説。歴史的な背景や由来、屏風に描かれた世界などを数多くのエピソードを交えながら紹介しました。
参加した会員の方々からは「屏風に描かれた絵を楽しむだけでなく、その背景となった時代まで良く分かった」「屏風から各時代の為政者の思惑などを知ることができ、一層興味が沸いてきた」との感想が寄せられました。
ギャラリートーク後、参加者の皆さんは抹茶とお菓子を楽しんだり、同館庭を散策し杏の花や椿の花を眺め春の一日を満喫しました。